為書き・必勝ビラ・檄ビラなら手書きで1枚1枚丁寧に仕上げます。直接、筆で書きますので。活字と違い迫力があります

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為書きを書く人とは

為書きを書く人とは

選挙時に選挙事務所の壁に所狭しと張り出される。ポスター。
真ん中に「折必勝」と書き左に送り主、右側に候補者名、その上に
為という字が入ります。これを為書きと言いますが。

一体どのような人がかいているのでしょうか。

私が、為書きを知ったのは、40年前ほどですが、町内には3人程
よく頼まれる人がいました。3人とも書道をやっていました。

役場の職員2人・幼稚園の園長もともと戦前教育受けた人たちで達筆でした。お金はいただいてなかったようです。

職業としてやっている人は、看板やさん・筆耕師と呼ばれる人たちです。
料金は当時5000円が相場でした。もちろん書道塾でしごとでやっている人も5000円ほどですが。県書道人連盟審査員クラスだと、となり町 にいましたが20000程お金をとっていた人もいます。

客観的にみて、書道家はうまいのですが、文字が少し細く迫力がありません。
看板やさんは、太くていいのですが、基本ができていなくて、やぼったいです。

当時私も書道始めたばかりでしたが、あまり感銘をうけたものはありません。
でも隣町の県の役員の方は、迫力があったのを覚えています

私もいま県書道人連盟役員で書歴は38年になりますが。全国でよくお客様で地元の書道家に頼んだが、みすぼらしくてもっていけなかったという人がいますが、書道40・50年やってても
下手な人は下手です。

そこへ行くと、今はご存命のひとは少なくなりましたが戦前教育うけた人は、一般の人でもうまかった。近所のお店の看板でも、役場のお達し看板・お寺のご奉納・為書・蕎麦屋のメニューなんでも、頼まれると待ってましたとばかりに、引き受け、お金も取らず、お酒をふるまわれご満悦の人もいました。

ここ3.40年書家も展覧会などで紙にはうまく書けても、なんでも書くという人は少なくなりました。

昔は看板でも、振り返って見るような、うまい字がありましたが、いまはコンピュータ文字で味のないものばかり
見る側も、うまい・へたは分からないしあまり気にならないようです。

昔は字のうまい人は尊敬されましたが、わたしも、書道塾で孫の世代の子どもにばかにされています

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