為書き
為書き
為書きと聞いても一般の人は「知らない」「わからない」という人が大多数だと思います。
およそ選挙人か選挙応援。事務に係る人でなければわかりません。
私の感ですが、日本中でこの言葉を知ってるのは1%もいないのではないでしょうか。
テレビで選挙速報で当選確定のインタビューで当選人の選挙事務所で、
折必勝とかかれた大きなポスターがいっぱい張られていますが、
それが為書きです。名前は定着せず。「必勝ビラ」「檄ビラ」「絵ビラ」など様々です。
私はHPで仕事をうけていますが、キーワード対策で「為書き」とアピールしますが反応はありません。
もともとの由来は昔の高名な書家や絵描きが、特定の人に感謝を込めて描いた作品に
自分の名を書きだれだれさんの為に書いたということを記する為
に作品の左すみに書いたものです。
テレビの何でも鑑定団などで、鑑定するときは逆にこの揮ごうがある場合は評価が下がり値段が安くなると解説しています。
贈る側としては選挙の必勝を祈るため、迫力のある文字で大きく候補者を応援し送ります
タモリの笑っていいともなどでよく、出演者のために、花束が贈られますが、〇〇さん江と記したものが後ろに置かれますが
あれも一種の為書きでしょう。選挙為書きでもそうですが、候補者より、送り主の名前を大きく書くことも多いです。
近年は自分の顔写真を入れることが多いです。
半分は相手の応援ですが、自分の宣伝に使われるためです。
選挙と言うものは魔力があり、選挙活動する人はいろいろな候補の応援「市議・県議。国政」に顔を出します
人を応援し勝利したときの、光悦感は、中毒になります、選挙人が他の同派閥候補に為書きを送るのは、そういう事情です。
事務所におおく為書きが貼ってあることは支持が多いことを示します。あまり少ないと事務所がお金を出して出す場合も多いです
田舎の村会選挙でも、内閣総理大臣。有名芸能人などの為書きをみることが多いです。為書きにかんせず葬式の花輪でも結構ありますね。
政治資金規正法が厳しくなりお金やお酒を持っていくのがはばかれる時代になり、
さりとて手ぶらでいくのも気が引けるので為書きは陣中見舞いの必須となりました
当選祝いは胡蝶ランが多いです